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エクセル(Excel)やワード(Word)で作成したビジネス文書・手紙・はがき等の書式・様式・フォーマットです。書き方の雛形(ひな形)・見本・サンプルや例文・文例としてご利用ください。


システム構築(移行・複製)のマニュアル(手順書・覚書)のテンプレート01(エクセル Excel)


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WindowsなどOSを再インストールしてシステムを再構築するマニュアル・手順書・覚書の書き方の例

システム構築(移行・複製)のマニュアル(手順書・覚書)

本テンプレートは、エクセルで作成したシステム構築(移行・複製)のマニュアル(手順書・覚書)のフォーマットです。

パソコンでOSから再インストールをし直して、最初からシステム構築をしなければならない場合に備えて、 OSの設定や、各種アプリケーションの設定、サーバーソフトのインストール方法や設定など(つまり、パソコンでデータ以外の部分)をその都度メモしておき、日々準備しておくためのテンプレートです。

いわば、システム構築の設計書・設計図です。

私自身は、本テンプレートを使って、かなり詳細に記録しています。

ただし、テンプレートとはいっても、特別な様式・書式があるわけではありません(テンプレートというほどのものではありません)。

その原理を示しただけのファイルで、基本は、次の2つです。

  1. セルを原稿用紙状にする
  2. エクセルのアウトライン機能を利用する

使い方は簡単で、原稿用紙の升目(セル)を利用して、内容を階層化するだけのことです。

要は、システム構築・複製・移行のマニュアル(手順書・覚書)づくりに、エクセルを簡易アウトラインプロセッサ代わりに使用しては、という提案です。

本テンプレートを使い始めたのは、次の理由からです。

人間(一般に生物)は遺伝子の単なる入れ物にすぎない、という有名な理論・説があります。

個人的な見解なのですが、これは、パソコンで、システム(OS)やアプリケーション(ソフト)とデータの関係に似ている感じがします。

つまり、パソコンでは、OSやアプリはデータを作成するための手段・ツールにすぎない、データが大切なのであって、データさえ保存できれば(引き継いでいってくれれば)それでいい(なんとかなる)、という考え方を思い起こさせるのです。

実際、私自身、データの保存(バックアップ)を最優先にして、何とかデータを引き継いできました(守ってきました)。

しかし、確かにデータさえあれば、(時間をかければ、いつかは)何とかなるのですが(しかし、今後は何とかならない場合も出てくるかもしれない)、実際問題として、やはり、システム(OS)やアプリケーション(ソフト)の「保存」も大切です。

HDDはいつ故障するかわかりません。

HDD交換等から1年近く経ったころから、だんだん不安になってきます。

不安というか、バックグラウンドで感じているストレスといったほうがより正確でしょうか。

MS-DOS時代のように、データも含め、システムやアプリも単純に丸ごとコピーで「保存」できればいいのですが、Windows のようにインストール(コピー+レジストリ登録)があるシステム(OS)やアプリケーション(ソフト)ではそうはいきません。

インストールすればそれですむと言われそうですが、特にアプリケーション(ソフト)については、さまざまな設定があり、インストールし直すと、以前の作業環境を実現・回復するのが大変なのです。

ましてや、サーバー系のソフトになりますと、バージョンの問題(相性)等もあり、技術というよりは、克服すべきテクニカルな問題が多々あります。

こうした作業を一からやり直さなければならないということは、本当に気が滅入ることです。

気が滅入るだけではなく、OSなどを再インストールして、以前の作業環境を取り戻すために多くの時間が取られると、その間は仕事ができず、実損害が発生してきます。

OSやアプリケーション(ソフト)のさまざまな設定には、莫大な時間や試行錯誤、ノウハウが詰まっていて、設定内容等それ自体が非常に大切な「データ」といえます。

データさえバックアップ取れていれば、それで安心というわけにはいかないのです。

クラウド化により、デスクトップアプリケーション(そして、OS)が本当に不要の時代が到来すれば、こうした悩みから解放されるのでしょうが、現時点では、まだまだデスクトップアプリは必要です。

そこで、ある時期から、外付けUSB機器(HDD)にシステムごと丸ごとバックアップ できるソフトを導入することで、この問題に対処していました。

これで、データのみならず、システムの保存の問題も解決できたものと思っていました。

しかし、しばらくすると、これは決して最終的な解決策ではないことに気づきました。

データのバックアップがそうであるように、システムのバックアップを最新のものを保存する必要があります。

しかし、データと違って、システムでは、最新になればなるほど(つまり、時間がたてばたつほど)、システムが「汚れて」くる(したがって、不安定になってくる)のです。

時間がたてば、むしろ、システムについては、そのまま丸ごと引き継いでいくのではなく、最初からインストールしなおしたほうがよい場合が多いのです。

また、ハードが古くなれば、結局いつかは(数年レベルで)再インストールする必要がでてきます。

つまり、システムは、データとは異なり、そのままずっと引き継いでいくことはできないということです。

そこで、結局、この問題に対しては、インストールの手順を詳細にドキュメント化(文書化)するという方法で、その解決を図ることにしました。

普段から、アプリケーションのインストールや設定の仕方、登録の仕方、IDやパスワード、アプリケーションソフトが使用している特別なデータフォルダや各種設定の移し方、そしてOSで作業手順が異なる場合にはその作業手順の違いなども、できる限り、詳細に(後で見てわかるように)記録していきます。

変更や追加があれば、その都度、内容を更新していきます。

とにかく、できる限り、その場で記録することが大切です。

その時は苦労しているので、当たり前のように覚えていることでも、時間がたてば、まるっきり忘れていることが多いものです。

もちろん、必要に応じて、記録すべき内容は取捨選択します。

重要性の高くないアプリのインストールなどは省略すべきでしょう。

こうして書いてみると、かなり大変な感じがしますが、一度作成しておくと、精神衛生上はかなりよくなります。

このマニュアルさえあれば、それにしたがって機械的・事務的にシステム構築していけばいいだけなので、(今度は本当に)何とかなるという安心感があります。

これで、パソコンのバックアップに関するストレス(バックグラウンドで感じている不安感)は解消できました。

本テンプレートでは、参考例として、私が実際に作成しているマニュアルのごく一部を掲載しています。

ちなみに、作業は、次の5つに大別して、おおよそこの順で行っています。

  1. OSやデバイスドライバのインストール、パーティション分割等といった基本作業
  2. データコピー
  3. ソフトインストール
  4. その他細かな各種設定
  5. 同期・バックアップ体制

話が長くなりましたが、システム構築(移行・複製)のマニュアル(手順書・覚書)の見本・サンプル・雛形・たたき台として、皆様のPCライフに多少なりともお役に立つところがあれば幸いです。

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