売買契約の契約解除通知書(契約解除通知文書) の書き方・文例・例文 ひな形(雛形) テンプレート(債務不履行を理由に解除する場合)01(内容証明バージョン)(ワード Word)
売買契約解除通知書のフォーマット
本テンプレートは、売買契約の売主が、買主が代金を支払わないために(つまり、債務不履行を理由として)契約を解除する場合の契約解除通知書の例文です。
内容証明郵便で出す場合の文書の書式にしています。
ただし、文面を状況に応じて多少書き換えてやれば、さまざまな場面に応用できるかと思います。
一般に契約解除とは、民法上の制度で、当事者の一方的な意思表示によって、契約関係を遡及(そきゅう)的に(=過去に遡って)消滅させることをいいます。
この解除の制度の詳細については、次のサイトのページを参照してください。
解除(解除権) - 手続き・申請・届出・内容証明郵便など法律問題その他事務手順
この解除の意思表示は、口頭でもかまわないのですが、書面で行っておいた方が確実です(特にビジネス上は必ず文書で行います)。
ところで、一般に契約を解除するには、法定の要件があります。
これを簡単にまとめると、次のような手順を踏む必要があることになります。
債務者の履行遅滞→履行の催告→それでも履行しない→契約解除の通知
解除―分類―法定解除―要件―履行遅滞の場合 - 手続き・申請・届出・内容証明郵便など法律問題その他事務手順
つまり、契約の相手方が債務を履行しない場合は、相当の猶予期間を定めた催告をし(催告文書を内容証明郵便で送る)、それでも債務者が履行しなければ、またあらためて、解除の意思表示(具体的には、契約解除通知書を内容証明郵便で送る)をするというのが原則です。
しかし、催告の通知書と契約解除通知書の2通を出すのは、やはり手間がかかります。
そこで、判例・通説は、催告の通知書と、相当期間を徒過した場合はあらためて解除の意思表示をしなくても当然に解除する旨の契約解除通知書を1通ですますことも有効であると解しています。
本テンプレートはこのパターンの通知書です。
なお、契約を解除しても、別途、損害賠償金も請求することは可能です。
では、契約解除通知書の見本・サンプル・雛形・たたき台として、ご利用・ご参考にしてください。
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