簡単な示談書の書き方・例文・文例 書式・様式・フォーマット 雛形(ひな形) (無料)(ワード Word)(手紙形式)テンプレート14(DOC形式)(標準)
基本的な示談書の見本・サンプル
本テンプレートは、ワードで作成した示談書の基本フォーマットです。
示談とは、民事上の紛争を裁判によらずに当事者間で解決する契約のことで、これを文書化したものが示談書です。
日本では様々な紛争の多くが、この示談という方法で解決されています。
特に、交通事故(物損事故・人身事故)、暴行や傷害事件、窃盗事件、わいせつ・痴漢、浮気・不倫・離婚の慰謝料問題などの関係で示談がなされることが多いようです。
示談が成立した場合、示談書は必ず作成して、示談内容(合意・約束内容)を書面化しておきましょう。
後日、約束が守られない場合には、強力な証拠となり、「言った言わない」の無用な争いを避けることができます。
このように、示談書は、当事者間の合意内容を文書化したものにすぎないのですが、当事者が明確に法的効果の発生を欲している点で、一般のビジネス文書とは異なっている点があります。
ただし、契約書とは名称が異なりますが、その法律的な効力に違いはありません。
本テンプレートは、示談書の基本フォーマット01と同趣旨ですが、契約書の書式を意識し、それに倣ったタイプです。
なお、示談書と契約書の違いとしては、示談書は、特に、紛争解決に関する契約書であること、そして、一般的な契約書ほど詳細な内容・フォーマットではないこと(つまり、様式が簡易)などがあげられるでしょう。
ただし、示談は民法上の和解契約の一種として、一般の契約書には認められていない、和解独自の効力、すなわち「和解の確定効(確定力)」が認められています。
この効力は、真実に反するような内容の合意をしていたところ、示談が終わった後に真実が判明した場合であっても、当事者は原則としてその(真実に反した)合意内容を変更できないという効力です。
その趣旨を表すために、示談書の最後でよく使用される「(本示談書に記載した事項以外に)債権債務一切なし」という文言とともに、「以後一切異議不服を申し立てないことを誓約する」という文言も付け加えています。
示談書の詳細については、次のページを参照してください。
最後に、収入印紙の問題ですが、印紙税法上、示談書は、通常であれば、不課税文書として、収入印紙を貼る必要はありません。
「通常」と書いたのは、たとえば、示談書で、損害賠償の方法として不動産を譲渡するといった内容になりますと、印紙税の課税文書である第1号文書(「不動産、鉱業権、無体財産権、船舶若しくは航空機又は営業の譲渡に関する契約書」)として、収入印紙を貼る必要があるからです。
こういう事例は少ないとは思いますが…。なお、ネット上で、示談書は「非課税文書」(印紙税法別表第一の課税物件に該当するが特別に課税されない文書)である、という表現がされていますが、正確には「不課税文書」(そもそも印紙税法別表第一の課税物件に該当しない文書)です。
本テンプレートは、示談書の書き方・形式だけといいますか、本文(内容)のない、空の文章構成だけの示談書サンプルです。
示談書の見本・サンプル・ひな形・たたき台としてご利用・ご参考にしてください。
なお、本テンプレートと同趣旨ですが、Office 2007以降のファイル形式(拡張子がdocx)にして、内容も見直したうえ新たに作り直したバージョンが次のページにありますので、あわせてご参考にしてください。
簡単な示談書の書き方・例文・文例 書式・様式・フォーマット 雛形(ひな形) (無料)(ワード Word)(手紙形式)テンプレート02(DOCX形式)(標準)
現在のページが属するカテゴリ内のページ一覧[全 14 ページ]
現在のページが属するカテゴリのサイトにおける位置づけ