年賀状―書き方(構成)―添え文(添え書き・一言)
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年賀状の添え文とは
年賀状の添え文の
年賀状の添え文(添え書き・一言)とは、年賀状で、旧年中お世話になった人に感謝の気持ちを伝えたり、今年もよろしくお願いします等の新年の挨拶をする文をいう。
年賀状の添え文の
マナー
印刷の年賀状には手書きで一言書き添えるのがマナーである。
クロワッサン 『ちゃんとした手紙とはがきが書ける本』 マガジンハウス、2015年、97頁。
年賀状の添え文の位置づけ・体系
年賀状は、年が明け、新年(歳神様)を迎えることができた喜びをわかちあう(縁・絆を大切にする)とともに、旧年中お世話になった人に感謝の気持ちを伝えたり、今年もよろしくお願いします等の新年の挨拶をするためのものである。
そのため、年賀状は、賀詞、添え文、日付を入れるのが一般的である。
- 賀詞 ← 年が明け、新年(歳神様)を迎えることができた喜びをわかちあう
- 添え文(添え書き・一言) ← 旧年中お世話になった人に感謝の気持ちを伝えたり、今年もよろしくお願いしますという挨拶をする
- 日付
年賀状の添え文の具体例(文例・例文)
年賀状の添え文は、感謝の気持を伝えるものと、新年の挨拶をするものとがある。
また、これらをあわせて用いる。
次のような表現が一般的・定型的・代表的である。
感謝―感謝の気持を伝えるもの
- 旧年中[昨年中]はお世話になりました
- 旧年中[昨年中]は大変[いろいろと]お世話になりました[お世話になり(まして)(誠に)ありがとうございました]
- 旧年中[昨年中]は公私にわたり、大変[いろいろと]お世話になりました[お世話になり(まして)(誠に)ありがとうございました]
- 旧年中[昨年中]はあたたかいご指導をいただきありがとうございました(子供や習い事の先生に)
- 旧年中はひとかたならぬご厚情を賜り[いただき]ありがとうございました[誠にありがとうございました](ビジネスにも)
- 旧年中はひとかたならぬ(格別の)お引立てを賜わり厚くお礼申し上げます[誠にありがとうございました](ビジネス)
- 毎々格別のお引き立てを賜わり有難く厚くお礼申し上げます(ビジネス)
新年の挨拶をするもの
挨拶文
- 今年もよろしくお願いします
- 本年もよろしくお願い申し上げます[いたします]
- 本年もどうぞ[なにとぞ]よろしくお願い申し上げます[いたします]
- 本年も変わらぬお付き合い[ご厚誼]のほどよろしくお願い申し上げます[いたします]
- 本年も[今後とも]ご指導(ご鞭撻)のほどよろしくお願い申し上げます[いたします]
- 本年も一層のお引き立てのほどよろしくお願い申し上げます[いたします](ビジネス)
- 本年も相変らずご愛顧の程お願い申し上げます(ビジネス)
- 本年もなお一層のご愛顧を賜わりますようお願い申し上げます(ビジネス)
相手の健康・幸福等を祈る
- ますますのご健康をお祈り申し上げます
- (ご家族)皆様のご多幸を(心より)お祈り申し上げます
- 幸多き一年となりますようお祈り申し上げます
- (新しい年が素晴らしい一年になりますよう)皆様のご健康とご多幸を(心より)お祈り申し上げます
- 新しい年がよき年となりますようお祈り申し上げます
- 本年も皆様にとりましてよいお年でありますよう心よりお祈り申し上げます
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