予算書(収支予算書・収支計画書)の作り方・書き方 書式・様式・フォーマット ひな形(雛形) テンプレート02(個人事業主・自営業・SOHO・フリーランサー向け)(エクセル Excel)
予算書(収支予算書)の作り方
本テンプレートは、エクセルで作成した予算書(収支予算書・収支計画書)のフォーマットです。
個人事業主・SOHO・フリーランサーの方などがご使用になることを想定したシンプルな書式です。
事業を行う場合、予算書の作成は必須です。
また、事業計画書、国民金融公庫の資金の融資申請などにも借り入れによる収支計画書は必須の書類となります。
予算書(収支予算書・収支計画書)は売上計画・利益計画・利益計算などと呼ばれていることもあるようですし、人により意味合いが異なり、さまざまな様式もあるようです。
しかし、その基本は会計上の損益計算書です。
つまり、「収益-経費=利益」が収支計画書のモデルになります。
ただし、損益計算書のフォーマットにならって収支計画書を作成しようとすると勘定科目がたくさんありますし、わかりづらいものとなります。
収支計画書は売上計画をモデル化したものとしてもっと簡単に、そして現実に即して作成した方がいいでしょう。
そこで、収支計画書の作成の仕方についてですが、まず経費を固定費と変動費とに分けます。
その固定費的部分を明らかにするためには、自分の毎月の家計の固定費といいますか、最低生活費を算出しておくことが前提となります。
その際、あまり項目立てはしないでざっくりと生活費とでもしておけばいいかと思います。
なお、収支計画書を作成することで具体的に数字が見えてくると、家賃、人件費などの固定費をもっと削減しないといけないなとか、固定費の変動費化を図ることで固定費の比率を下げ固定費と変動費の調整をしなければといけないなとか具体的な経営戦略が分かってきます。
次に、売上から上記経費を差し引いたものが事業所得となりますが、これがそのまま利益となるわけではありません。
そこから、さらに税金や保険にかかる支出を差し引く必要があり、その差し引かれた金額が最終利益となるという仕組みです。
借入金については簿記上は貸借対照表の勘定科目なので、収支計画書には含めません。
なお、収支計画書に似た会計書類の書式に資金繰り表というものがあります。
収支計画書とこの資金繰り表との違いなのですが、それは前者は損益計算書(売上・収益-費用)を基本とする実現主義(収益)・発生主義(費用)に基づいているとのに対し、後者は入出金ベースの現金主義(一種のキャッシュフロー表)に基づいているいう点にあると私は理解しています。
たとえるなら、収支計画書と資金繰り表とは車の両輪のようなもので、収支計画書は一種の売上の「モデル」(目標)、資金繰り表は「現実」を表しているものとも言えるでしょう。
自分の生活状況に合わせてご自由にカスタマイズして日々の営業活動の指針・目標や事業計画などにお役立てください。
では、予算書(収支予算書)の見本・サンプル・雛型・たたき台としてご利用・活用ください。
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