事業計画書の書き方・作り方 フォーマット 例・見本・サンプル 雛形(ひな形) テンプレート(無料)04(日本政策金融公庫の創業者・起業者向け融資・ローンの審査用)―日本政策金融公庫様式に準拠したオリジナルバージョン(ワード Word)
事業計画書の書き方・例
本テンプレートは、エクセルで作成した事業計画書のフォーマットです。
基本的には日本政策金融公庫の創業計画書をベースにし、そこに中小企業庁の事業計画書の作り方を加味しながら若干フォーマットを修正しました。
すべてワードで作成しています。
今回の様式・書式は、次のような構成の考え方(コンセプト)に基づいて作成しています。
1.履歴書的な部分
日本政策金融公庫の創業計画書の1枚目の様式は、まさに履歴書です。
低金利、無担保無保証で初めてお金を貸すわけですから、履歴書と同様、創業・起業の動機、経験などが問われるわけです。
逆に言えば、一度、借りてきちんと返済したという実績があれば、これが信用となって(←これが一番重要)、次回以降の融資の審査では、事業計画書は初回ほどは重視されなくなるということでもあります。
2.商品・サービスの説明
商品・サービスの内容・概要を記載する部分です。
また、今後、市場に出て競争する(戦う)ことになるわけですから、商品の説明に加えて、その強み(武器)についても記載する箇所があります。
3.販売・仕入・売上計画等
この部分が日本政策金融公庫の創業計画書の様式とは異なる部分です。
中小企業庁の事業計画書の作り方に倣い、今後のフロー(収益)とストック(資産)の見積計算の根拠となるものを一か所に集めました。
一番大切な箇所です。
特に、売上計画で、地に足の着いた現実性のある数字を提示することができるかがポイントです。
そして、販売計画や仕入計画には、それぞれ販売ルートや仕入ルートをどう確保していくつもりなのかなどを記載します.
また、販売のターゲット層をどう考えているかなど。
その他、特に設備計画とか、要員計画(事業に必要な人員の確保)があれば、それも記載します。
4.お金の説明
最後は、肝心のお金の部分です。
これは、創業・起業にお金がいくらかかり、融資はいくら必要なのか、というストックの部分と、「3.販売・仕入・売上計画等」で示した計算根拠に基づき、今後どれだけ売上げをあげられて返済していけるのか、というフローの部分から構成されます。
いわば、決算書における貸借対照表と損益計算書の関係とパラレルに考えることができるでしょう。
以上の形式・フォーマットにしたがって考えていき、記載すれば、簡単に事業計画書を作成することができます。
しかし、業種、事業の内容により(事業をする人の数だけ)さまざまな事業計画書の書き方があると思いますので、様式は固定的にとらえないでください。
様式に計画を合わせるのではなく、自分の事業の形態に合わせて様式を変えていくということです。
ある程度形式・テンプレートに当てはめて、考えていくことも必要ですが、くれぐれも無理に押し込めないこと。
また、文字フォントやサイズ、余白等はお好みで修正してください。
では、事業計画書の見本・サンプル・ひな形・たたき台としてご利用・ご参考にしてください。
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