総勘定元帳(残高式)の書き方 書式・様式・フォーマット テンプレート(無料ダウンロード)01(A4サイズ)(エクセル Excel)
残高式総勘定元帳の見本・サンプル
本テンプレートはエクセルで作成した残高式の総勘定元帳の様式です。
サイズはA4です。
総勘定元帳とは、勘定科目ごとに取引を記録する帳簿である元帳を分割して補助元帳を使用する場合、分割前の元帳(すべての元帳を1冊に閉じた帳簿)をいいます。
帳簿会計においては、仕訳帳と総勘定元帳の2冊が主要簿として、決算の基礎資料となる基本的な帳簿(会計帳簿)となります。
簿記では、仕訳帳に仕訳を記録したあとに、さらに総勘定元帳に転記するという流れになります。
総勘定元帳への転記という一手間をかけることで、仕訳帳から拾っていかなくても、各勘定科目別の残高がすぐにわかるようになります。
その他総勘定元帳等の詳細については、次のページなどを参照してください。
主要簿―元帳―総勘定元帳 - [経済]簿記勘定科目一覧表(用語集)
そして、この総勘定元帳のフォーマットには次の2つがあります。
- 標準式
- 残高式
本テンプレートはこのうち残高式の総勘定元帳のフォーマットです。
実務上は、残高式が採用されている場合が多いです。
たとえば、弥生会計などの会計ソフトの総勘定元帳でも残高式が採用されています。
残高式の詳細については次のページを参照してください。
主要簿―元帳―総勘定元帳―書式―残高式 - [経済]簿記勘定科目一覧表(用語集)
残高式では、おもな記入項目は伝統的には?次のとおりとされています。
- 日付
- 摘要…相手勘定科目
- 仕丁…仕訳帳のページ数
- 借方金額
- 貸方金額
- 借方・貸方の別…残高の借方・貸方の別
- 残高
しかし、本テンプレートでは、実用性の観点から、相手勘定科目の記入欄を摘要欄から独立させるとともに、借方・貸方の別の欄は省略してあります。
残高の借方・貸方の別は、残高のプラス・マイナスをみればすぐにわかります。
なお、勘定の区分(資産・負債と収益・費用)により、プラス・マイナスが異なってきますので、残高を自動的に計算するための計算式は入れてありません。
残高を自動計算させたい場合は、お手数ですが、勘定の区分に応じて残高欄に次の計算式を入力してください。
簡単なエクセル関数で自動計算させることができます。
- 勘定が資産または費用の場合…残高=直前の残高+借方金額-貸方金額
- 勘定が負債または収益の場合…残高=直前の残高ー借方金額+貸方金額
書ききれなくなったら、行を追加(挿入)していってください。
行を追加(挿入)すると、セル結合をしているために罫線の表示が乱れますが、既存の行をコピーして追加した行にペースト(上書き)すれば、キレイになります。
なお、行を追加しても、印刷する際にはタイトル部はすべてのページで自動的に印刷されます。
エクセルの機能を使って「印刷タイトル」を設定しています。
また、フッター部には総ページ数と現在のページ数が表示されるようにしています。
では、残高式総勘定元帳の見本・サンプル・雛型・たたき台として、ご利用・ご参考にしてください。
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