(内容証明)不当解雇として解雇の無効を主張する内容証明書の書き方・例文・文例 書式・様式 雛形(ひな形) テンプレート01(ワード Word)
不当解雇として解雇の無効を主張する内容証明書の見本・サンプル
本テンプレートは不当解雇として解雇の無効を主張する内容証明書の書き方の例です。
ワードで作成しています。
一般に解雇は使用者側から労働者(従業員)への一方的な意思表示で行われるので、法律上、使用者の解雇権の濫用を防止するため、厳しい制限・制約が加えられています。
たとえば、解雇をするには、労働基準法が定める解雇の各種要件を満たしていることが必要であり、手続き的なこととしては、1カ月前の解雇予告または1カ月分の解雇予告手当の支払いがあります。
また、個別具体的な事情から解雇が客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められない場合は、「解雇権の濫用」として当該解雇は無効となります。
以上、解雇の要件の詳細については次のページを参照してください。
解雇―要件 - [社会]仕組み・手続き(申請・届出)・内容証明郵便など
こうした解雇の要件を満たしていない解雇は不当解雇として解雇の無効を主張することも可能です。
その主張は書面(内容証明書)によって行われることが多いかと思いますが、書面ではたとえば、解雇に至った事実関係、つまり、解雇の理由・事由と、その理由では不当解雇に該当すること、したがって、当該解雇は無効であること、解雇の撤回を求める旨などを簡潔に盛り込む必要があります。
本テンプレートではこの点に留意し、以下のとおりの例文にしています。
貴社より、平成○○年○○月○○日付解雇理由証明書を受領しました。
しかし、同証明書に記載されている解雇理由は、客観的に合理的な理由があり、かつ社会通念上相当であるとは到底認められません。
したがって、私に対する解雇処分は、労働基準法第18条の2の要件を満たしておらず、解雇権の濫用に該当すると考えます。
私は、現在も貴社で就業する意思があるため、貴社の解雇は無効であることを主張し、本件解雇の撤回を求めます。
ただし、実際にご使用になる場合、事情・状況等に応じて適宜文章表現を変更してください。
なお、文書の書式は内容証明のフォーマット(26字20行以内)にしたがっていますので、このまま内容証明郵便で出すことができます。
では、不当解雇として解雇の無効を主張する内容証明書の見本・サンプル・雛形・たたき台としてご利用・ご参考にしてください。
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