(内容証明郵便)(特定継続的役務提供(エステ))クーリングオフによる売買契約の解除通知書の書き方・例文・文例 書式・様式・フォーマット 雛形(ひな形) テンプレート08(ワード Word)
特定継続的役務提供(エステ)のクーリングオフ文書(書面)の例・記入方法
本テンプレートは、クーリングオフで特定継続的役務提供の契約の解除をする通知書の文例です。
内容証明書の形式でワードで作成しています。
特定継続的役務提供とは、次に掲げる有償で継続的に提供される役務を所定の期間を超えて提供すること等をいいます。
- エステ(エステティック)
- 語学教室(外国語会話教室)
- 学習塾
- 家庭教師
- パソコン教室
- 結婚相手紹介サービス
特定商取引法は第48条で、特定継続的役務提供の契約をしたときでも、書面を受け取った日から8日間以内であれば、事業者に対して、書面により契約の解除(クーリングオフ)をすることができると規定しています。
特定継続的役務提供のクーリングオフなどの詳細については次のページを参照してください。
クーリングオフができる契約・取引―特定継続的役務提供―民事ルール
本テンプレートは、上記の特定継続的役務提供に該当するサービスのうち、エステの契約をクーリングオフするための書面の記載例です。
ハガキで簡単にクーリングオフをすることもできますが(ただし、簡易書留にはする)、配達証明付の内容証明郵便では文面まで証明できるのでより確実です。
契約解除または契約申込みの撤回の意思表示のほか、最低限の事実関係、そして、念のために根拠となる法律・条文をあげています。文面・文章表現は具体的には以下のとおりにしています。
ただし、件名・別記・後付けは省略しています。
私は、平成○○年○○月○○日付けで、貴店とエステ契約(○○○○コース)を締結し、同日代金の一部○○円をお支払いいたしました。
しかし、後日、代金が高額であることなどから、私には不向きであると考え直しました(←解除する理由は、特に記載しなくてもかまいません)。
したがいまして、「特定商取引に関する法律」第48条第1項に基づき、本書面をもって同契約を解除させていただきます。
つきましては、すでに支払済みの代金を下記口座あてに返還いただくようご請求申し上げます。
文書の書式は内容証明のフォーマット(26字20行以内)にしたがっていますので、このまま内容証明郵便で出すことができます。
なお、必ずクーリングオフ期間内に送付する必要がありますが、民法の到達主義の原則ではなく、発信主義が適用されるので、期間内の消印があれば大丈夫です。
また、クレジット契約の場合は、販売会社に加えてクレジット会社・信販会社宛にも通知・告知します。
クーリングオフの基本的法律知識については、次のページなどを参考にしてください。
手続き・申請・届出・内容証明郵便など法律問題: 契約取消しの主張―クーリングオフ
では、クーリングオフで特定継続的役務提供(エステ)の契約の解除をする通知書の見本・サンプル・ひな形・たたき台としてご利用・ご参考にしてください。
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