貸金支払催告書(貸金返済請求書・債権弁済催告書)の書き方・例文・文例 書式・様式・フォーマット 雛形(ひな形) テンプレート02(返済日の定めがない場合)(内容証明)(ワード Word)
貸金支払催告書(貸金返済請求書・債権弁済催告書)の書き方の例
本テンプレートは、貸金支払催告書(貸金返済請求書・債権弁済催告書)の書き方の例です。内容証明書の形式でワードで作成しています。
返済期日(返済日)を定めていない場合を想定していて、貸金支払催告書(貸金返済請求書・債権弁済催告書)のテンプレート01 (返済日の定めがない場合)(内容証明)(ワード Word)と内容的に同じですが、文章表現等が若干異なるタイプです。
いわゆる「期限の定め」のない債権は、原則として、債権者が履行の請求をしたときから、履行遅滞(債務不履行)となります。
ただし、原則として、金銭消費貸借(つまり、お金の貸し借り)については、期限の定めがない場合は、相当期間を定めて催告し、かつ、その相当期間の経過後から、履行遅滞(債務不履行)となります。
債務不履行の種類―履行遅滞―債務が履行期となる時期 - 手続き・申請・届出・内容証明郵便など法律問題その他事務手順
民法
(返還の時期)
第五百九十一条 当事者が返還の時期を定めなかったときは、貸主は、相当の期間を定めて返還の催告をすることができる。
なお、ここにいう「相当期間」としては、具体的には、1週間から10日程度の猶予を与えればよいでしょう。
したがって、表題も、「催告書」でもいいのですが、「通知書」とか「貸金返済請求書」などとしたほうが表現が和らいでいいかもしれません。
もちろん、催告は、口頭(たとえば、電話など)でもかまいません。
しかし、後日、紛争になった場合の立証にそなえて(証拠手段として)、書面で行っておくのが適切です。
しかも、特に問題になりそうな場合などには、内容証明郵便を利用するのが通常です。
本テンプレートでは、文面は以下のとおりにしています。
ただし、件名・別記・後付けは省略しています。
私は貴殿に対し、平成○○年○月○年に金○○万円を利息年○○の約束で返済の時期を定めないでお貸しいたしましたが、現在に至るも全然返済されておりません。
すでに○年余を経過しましたことですし、私におきましてもお金が入り用になりましたので、本書面到達後7日以内に、下記1の金額を下記2の口座あてにお支払いくださるようここに請求いたします。
実際にご使用になる状況等に応じて、適宜、文言を変更してください。
なお、文書の書式は内容証明のフォーマット(26字20行以内)にしたがっていますので、このまま内容証明郵便で出すことができます。
では、貸金支払催告書(貸金返済請求書・債権弁済催告書)の見本・サンプル・雛形・叩き台として、ご参考・ご利用にしてください。
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