貸金支払催告書(貸金返済請求書・債権弁済催告書)の書き方・例文・文例 書式・様式・フォーマット 雛形(ひな形) テンプレート01(返済日の定めがない場合)(内容証明)(ワード Word)
貸金返済請求書(催告書)のテンプレート(内容証明郵便形式)
催告書とは(催告書の意味とは)、他人に一定の行為をなすべきことを要求する(債務の履行を請求する)書面をいいます。
たとえば、商品代金の支払、貸金返済などがその具体例です。
催告は、民法によって特別な法律的な効果が与えられた行為(法律的には準法律行為といいます)で、一時的な時効中断の効力などがあります。
その詳細については、次のページなどを参照してください。
法律関係―法律要件―準法律行為―催告 - 手続き・申請・届出・内容証明郵便など法律問題その他事務手順
時効の中断―時効の中断事由―①請求―催告 - 手続き・申請・届出・内容証明郵便など法律問題その他事務手順
本テンプレートは、貸金で返済期日(返済日)を定めていない場合に出す請求書のフォーマットです。
ワードで作成しており、かつ、内容証明郵便で要求される文書の形式に則っています。
いわゆる「期限の定め」のない債権は、原則として、債権者が履行の請求をしたときから、履行遅滞(債務不履行)となります。
ただし、原則として、金銭消費貸借(つまり、お金の貸し借り)については、期限の定めがない場合は、相当期間を定めて催告し、かつ、その相当期間の経過後から、履行遅滞(債務不履行)となります。
債務不履行の種類―履行遅滞―債務が履行期となる時期 - 手続き・申請・届出・内容証明郵便など法律問題その他事務手順
(返還の時期)
第五百九十一条 当事者が返還の時期を定めなかったときは、貸主は、相当の期間を定めて返還の催告をすることができる。
ここにいう「相当期間」としては、具体的には、1週間から10日程度の猶予を与えればよいでしょう。
したがって、表題も、「催告書」でもいいのですが、「通知書」とか「貸金返済請求書」などとしたほうが表現が和らいでいいかもしれません。
もちろん、催告は、口頭(たとえば、電話など)でもかまいません。
しかし、後日、紛争になった場合の立証にそなえて(証拠手段として)、書面で行っておくのが適切です。
しかも、特に問題になりそうな場合などには、内容証明郵便を利用するのが通常です。
ご事情に応じて適宜文章表現を変更して、貸金返済の催告書の見本・サンプル・雛形・叩き台として、ご参考・ご利用にしてください。
なお、本テンプレートと内容的に同じですが、文章表現等が若干異なるタイプが次のページにありますので、あわせてご参考にしてください。
貸金支払催告書(貸金返済請求書・債権弁済催告書)の書き方・例文・文例 書式・様式・フォーマット 雛形(ひな形) テンプレート02(返済日の定めがない場合)(内容証明)(ワード Word)
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