抗議文の書き方・例文・文例 テンプレート(ビジネス文書)―個別事例―名誉毀損(噂話の中止を要求する)01(内容証明郵便)(ワード Word)
(" 名誉毀損に関する内容証明の書き方・例文・文例 書式・様式・フォーマット 雛形(ひな形) テンプレート(根も葉もない噂話の中止を要求する)01(ワード Word) "から複製)
名誉毀損に関する内容証明(根も葉もない噂話の中止を要求する)の見本・サンプル
本テンプレートは名誉毀損に関する内容証明(根も葉もない噂話の中止を要求する)の書き方の例です。
ワードで作成しています。
噂話などにより社会的評価が害された場合には、刑法上、名誉毀損罪が成立する可能性があります。
なお、名誉毀損罪に類似した犯罪として侮辱罪がありますが、判例・通説では、事実の摘示を伴えば、名誉毀損罪、伴わなければ、侮辱罪である、と解しています。
たとえば、単に「馬鹿野郎」などと、公衆の面前で罵倒する行為は名誉毀損罪ではなく、侮辱罪に該当するということになります。
ここでは、噂話=事実の摘示を伴う名誉毀損を想定しています。
名誉毀損罪の成立要件(構成要件)は以下のとおりです。
- 公然と
- 事実を摘示し
- 人を名誉を毀損した
刑法
(名誉毀損)
第二百三十条 公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した者は、その事実の有無にかかわらず、三年以下の懲役若しくは禁錮又は五十万円以下の罰金に処する。
したがって、内容証明を出すことで噂話の中止を要求する場合は、相手方が不特定または多数の人がいる前で(=公然と)うわさ話をして(=事実を摘示し)、その結果、客観的に見て自分の社会的評価が害されているといった具体的な事実関係を簡潔にまとめて記載します。
以上をふまえて、本テンプレートでは以下のとおりの文面にしています。
件名・後付けは省略しています。
昨今、貴方は、私に関し、頻繁に噂話をしており、大変迷惑しております。
その噂の内容とは、…(相手方がしている噂の概要を記載します)というものです。
しかし、事実は…であり、貴方はまったく誤解しております。
貴方が、こうした事実に反する噂話を◯◯(町内会など)の場で、不特定多数に人に対して行っているため、私の名誉は著しく侵害されております。
つきましては、ただちに私に関する噂話を中止していただくよう、ここに請求いたします。
もし、誠意ある対応がない場合には、告訴も含めた刑事および民事の法的措置を取る用意があることを申し添えておきます。
噂の内容が真実であるかどうかは法的には関係がないことなのですが、文書には事実無根である(真実に反する)旨を主張しています。
また、相手の行為の違法性が高い事例を想定しているため、強い調子の文言もありますので、ご使用になる状況に応じて適宜、文章表現を変えてください。
さらに、内容証明を出すことで相手方を牽制できればいいのですが、場合によってはますます問題がこじれる可能性も考えられますので、ご注意ください。
なお、文書の書式は内容証明のフォーマット(26字20行以内)にしたがっていますので、このまま内容証明郵便で出すことができます。
では、名誉毀損に関する内容証明(根も葉もない噂話の中止を要求する)の見本・サンプル・雛形・たたき台としてご利用・ご参考にしてください。
無料ダウンロード(Office 2007~ ファイル形式)
現在のページが属するカテゴリ内のページ一覧[全 7 ページ]
現在のページが属するカテゴリのサイトにおける位置づけ